古代文字とは?

3300年前の古代中国殷の時代にできた象形文字で漢字の原点。

巫女が熱した鉄棒を亀の甲羅に差し込み、ひび割れした形を占い、

それを亀の甲羅に刻んで記録したのが甲骨文字で,亀甲獣骨文字、青銅器に鋳込んだのが金文。

この甲骨文字、金文を古代文字という。

古代文字はすべてに意味・物語があり、プリミティブでアートに近い。

その象形文字でも、字組みの中に、 神への祈りとか儀式と密接な関わりが多いことも知ることになる。

白川静の研究著書は、漢字の元の意味を教えてくれて、興味深い。

古代文字から漢字への流れ

●「正義」の「正」は、「一」つまり、古代文字では「□」の形で、城郭に囲まれた

都市を意味し、「止」は足で進むことを意味する。

つまり、軍を進め、攻めて征服することだった。

「正」と「攵」 を組み合わせた政治の「政」は、征服された民に 「攵」という鞭を打って、

税金を支払わせる支配の方法という意味を持つ。だから、支配者を「正」といい、

今の「刑事正」「警視正」は、その名残だといわれる。

●「正義」の「義」は、「羊」と「我=鋸」の組み合わせだが、完全な姿をした羊を鋸で切って、

神への生贄とすること。「犠牲」の形として、それは、正しいのである。

●「眠」の「民」は、瞳を突き刺して視力を失うことで、それは「ねむる」ことと同意語。

●「聴」は、耳・目・心から成り、神の啓示をしっかり「聴」くことにあり、

●「恥」は、「心」が動揺して、「耳」が赤くなって恥じ入ることになる。

●「取」は、「耳+又(手)」である。手にした耳は何を意味するかと言うと、

戦場で敵の左耳を切り取ることである。

●「夫妻」の「夫」は、「一+大」。頭に横一本刺したかんざしを刺して立つ正装の男。

「妻」は、「十+手+女」で、同じく正装した女性の頭にかんざしを刺す手を表すが、

「夫妻」という文字は、結婚式で正装した男女の晴れ姿である。

 

干支も、その線を辿れば、さらに興味をそそるのが、古代文字の魅力である。

古代の人が描いた動物と絵文字が結びつきますか。