​第二回 虎舟塾展

池田 博子

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「筆」(ふで)
 

父の名前から一字取り上げ父への愛を示しました。落款は父の干支の「辰」を彫りましたが、父、夫、息子も「辰」、嬉しくなります。

・筆
もとの字は「聿(イツ)」。  は木の先を割き手で掴んだ形。殷代に於いて卜辞(占いの字)の契刻の為、獣骨亀甲に筆で文を記し、その上に契刻を加えた。朱書、墨書が残っている。
 

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「申」(シン、さる)

 

二年前、九五歳の母が逝きました。母の深い愛に包まれ、育まれ、感謝しきれません。 母の干支「申」を是非にと選びました。

 

​・申

十二支の九番目にあたり、作物が充分に伸び成熟する時期。 「申」は「雷」の原字で稲妻の象形文字。屈折しながら、伸びて走るから「申」ののびるを使う。江戸時代庶民に理解されやすい様に動物に置き換えた。

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「命」(いのち)


両親の 大きな愛に包まれ、頂いた命。これからも大切に生きていかなければと思います。
 

・命
 (サイ)と令の会意字。 礼冠を付けた人が膝まついて神の啓示を受けている形。  (サイ)は祝詞を入れる器。